2008年06月22日

禁断の奥州街道(その13:沼宮内宿〜福岡宿)

昨日とは打って変わって、20度も下がって気温は13度。
一日肌寒い中を歩く日だった。

一戸宿へ向かう途中は山道となり、自生しているルピナスが不思議。

20080622ルピナスs-.jpg


火行地区は明治天皇巡幸の折、「山また山の果てしなき地」と記されていて旅人がしばしば凍死したとか。
廃屋がさもありなんと思わせる。

20080622火行地区廃屋s-.jpg


山を下って再び街中に入るが、どこの町も立派に道筋が改修されていて建物も建替えられ、昔の装いが失われ、面白みがなくなってしまったのは同じだ。
そして、その道に人っ子一人姿が見えず、肝心の車も全く走っていないことも哀しいまでに同じ風景。

20080622小鳥谷s-.jpg


一戸宿手前で気に掛かる学校があり、何気なく写真を撮ったが、調べると安藤忠雄の設計。
楕円形の部分が気に掛かる。
大阪の、計画案だけの中の島公会堂のアーバンエッグ以来、楕円は安藤のテーマで、渋谷の新地下鉄駅の「地宙船」の楕円はどうか。

20080622一戸南小学校s-.jpg


一戸宿の実相寺には、雄木でありながら小枝の一部に雌花がつき、毎年ブドウ房状の実を結ぶという珍しい銀杏が。
国の天然記念物。

20080622実相寺銀杏s-.jpg

高速道路のインターへの導入路に散々悩まされながら、美しい日本の歩きたくなる道500選にも選ばれた「末の松山のみち」で波打峠へ。

ここは、海底からの隆起を示す交叉層が見られ、これも天然記念物。
末の松山は宮城にもあるが、霧の中どれが末の松山か。

 契りきなかたみに袖をしぼりつつ 末の松山波越さじとは

20080622波打峠s-.jpg

福岡宿(二戸)では秀吉に反乱した九戸政実の九戸城跡を見学。
これも、つわものどもの夢の跡。

二戸の九戸だからややこしい。
二戸は地名で九戸は人名。しかし地名の九戸も二戸の傍にあり、更に混乱する。

20080622九戸城s-.jpg

意外と大きな福岡宿を抜けて、斗米駅で打ち止めた。


posted by 遊戯人 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(1) | 奥州街道(白河以北) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Tracked: 2008-08-05 16:47
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