ここは義経伝説があり、義経寺や厩石にその伝説が残る。
三厩の地名自体も、義経が蝦夷に渡るときに天候回復を祈念すると三匹の竜馬が現われ、それがつながれた場所と言うことで三馬屋と言われ、更に三厩に変わったという。
松前街道最終地点の碑がある傍には「源義経 渡道の碑」も建てられていた。



これで五街道は完歩だが、特にこの奥州街道は800kmほどあり、その長さと共に道中の様々な光景、出会い、町々の持っている歴史等を思い出し、一際感慨深いものがある。
最終地点の碑は何処にでもある変哲のないものだが、旅の終わりの一抹の寂しさを感じながら、その前にしばし佇んだ。
