2007年05月24日

禁断の奥州街道(その5:金ヶ崎宿〜花巻宿)

この日は金ヶ崎宿、黒沢尻宿、花巻宿と歩く。

金ヶ崎宿には街道からは外れるが、旧武家屋敷跡の伝建地区があって28棟の建物が指定されている。
築地塀形ドウダンツツジの、大刈り込みで有名な細目家を拝見。

20070524大刈込s-.jpg


和賀川の手前に、仙台伊達藩と盛岡南部藩の藩境塚が復元されている。
ここからはいよいよ南部藩。

20070524境塚s-.jpg


今は北上市の黒沢尻宿では、少し立ち寄りして二年前に訪れたが目通りしなかった北上川へ。対岸の展望園地は東北有名な桜の名所なので季節を違えて訪れたいが、その機会があるかどうか。

20070524北上川s-.jpg


街道筋に二つ続けて左右の塚が原形をとどめている双子一里塚と成田一里塚。連続して見た記憶はない。写真は成田一里塚。

20070524一里塚s-.jpg


この辺でよく見かける蔵の意匠が美しい。

20070524倉s-.jpg


花巻宿に近づくと、史跡よりも宮沢賢治の息遣いが感じられる。
街道から外れて賢治ゆかりのイギリス海岸を見に行ったが、あいにくの北上川の増水で泥岩は川面の下。

 「イギリス海岸の歌」  宮沢賢治
 Tertiary the younger Tertiary the younger
 Tertiary the younger Mud-stone
 あおじろ日破れ あおじろ日破れ
 あおじろ日破れに おれのかげ

 Tertiary the younger Tertiary the younger
 Tertiary the younger Mud-stone
 なみはあをざめ 支流はそそぎ
 たしかにここは 修羅のなぎさ

20070524イギリス海岸s-.jpg


衣川以北は戦乱の後も少なく、平穏さが感じられる街道の佇まいだったが、見るべき歴史の跡も多くない。
あれこれ望むのは贅沢と思いつつ、花巻で今回の陸奥の旅を打ち上げた。


posted by 遊戯人 at 23:00| Comment(0) | 奥州街道(白河以北) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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