2009年03月01日

善光寺の鳩字の額

街道:善光寺街道
場所:善光寺宿

20070410善光寺s-.jpg  imgp7137.jpg

善光寺は、三門の平成の大修理も一昨年無事終わり、今年は7年に一度の御開帳だ。

この山門にも鳩文字があり、五羽の鳩が書き込まれ、「鳩字の額」として有名だ。善の字自体も牛に見えるように描かれている。
天台宗203世座主の輪王寺宮公遵法親王の筆といわれており、雑書体の一つのような鳩文字は昔の遊び心だろうか。



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2009年02月19日

鶴岡八幡宮の鳩

街道:鎌倉街道
場所:鶴岡八幡宮

鎌倉街道は、鎌倉の鶴岡八幡宮の参道を横切る流鏑馬道がその起点なので、鎌倉街道下道、中道、上道と辿る度に鶴岡八幡宮を眺める事になる。
その鶴岡八幡宮の額の「八」の字がよく見ると不思議な形をしていて、これは鳩を模った字になっている。

20081227鶴岡八幡宮s-.jpg  200081227八幡神社額s-.jpg

鳩は八幡宮の使いと言われていて、そのためにこの字が使われているとか。
宇佐八幡宮から石清水八幡宮へ八幡神を勧請した際に、白い鳩が道案内をした事が由来らしいがあまり説得力もない気がする。

ちなみに京都の三宅八幡宮では狛犬の代わりに、狛鳩がいるそうだ。狛狼、狛兎、狛亀などは見た事があるが、この狛鳩も一度実際に見てみたいものだ。

鶴岡八幡神社の鳩は姿を変えて鎌倉名物のお菓子「鳩サブレー」としても、人々を楽しませてくれている。

hatiman02.jpg  鳩サブレ.jpg
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2008年03月06日

Main Road To Tokyo

街道:奥州街道
場所:白石宿

111458s-.jpg 111537s-.jpg 111436s-.jpg

一寸読みにくいが、白石市の奥州街道脇にある、珍しい、英語が書かれた道標。
東京街道の標識で、明治22年に建てられた。東京街道は今の国道4号線のこととか。

最近は良く見かける方向を示す手の形も、時代を先取りしている。
ラベル:道標
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2006年08月28日

謙虚な石碑

街道:青梅街道
場所:奥多摩駅〜丹波間の親川近く

20060827不思議な石碑表.JPG 20060827不思議な石碑裏.JPG
 
街道に色々な石碑はつき物だが、これは一風変わっている。

表はありがちな「初心忘るべからず」の文。普通の碑は文字が掘り込まれているがこれは逆に掘り出されている。
ここまでは、どこかにありそう。

写真では一寸分かり難いが、裏を見ると「当所でご迷惑をかけるようでしたら 移動もしくは除去しても結構です」の断り書き。

昔の碑は勿論、誰への断りもあろう筈はないが、いまどき建てられるものは原則的に土地所有者や道路管理者の許可が要るだろう。

この碑を建てた人は、謙虚なのか偽善者なのか判断は微妙。
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2006年08月20日

奥多摩廃線(水根貨物線)のトンネル

街道:青梅街道の奥多摩むかし道
場所:奥多摩湖付近

Dc68(1).JPG

青梅街道の奥多摩駅から奥多摩湖の間は、旧道が「奥多摩むかしみち」として整備されている。
そのルートに小河内ダムを作った時の貨物線の廃線があり、「奥多摩むかしみち」の一部が崩落したため、迂回ルートとしてレールの残った廃線のトンネルが440mにわたって通行できるようになっている。

街道歩きで、鉄道のトンネルを正規ルートとして歩いたのは初めてだが、鉄道の廃線マニアの間では有名な場所と言う話も。
ラベル:水根貨物線 廃線
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2006年06月19日

小峰城の石垣

街道:奥州街道
場所:白河宿

20060617小峰城石垣.JPG

白河の小峰城は戊辰戦争で焼失再建されているが、石垣は昔のまま。

この石垣のそこかしこに、不思議な渦巻状の石組みが見られ、昔の職人の遊び心が見て取れて嬉しくなる。
ラベル:小峰城
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2006年05月27日

大田原金灯篭の几号水準点

街道:奥州街道
場所:大田原宿

20060407大田原金灯篭.JPG

20060407几号水準点.JPG

一寸マニアックな、テーマ。

大田原の金灯篭は文政2年(1819年)、大田原宿の有志により防火や町内安全、旅人の夜道の無事を祈願し上町十字路に建てられ、その後太平洋戦争の金属回収運動で応召。現在のものは復元もの。

テーマは金灯篭でなく、その台座。
台座は昔のままで、そこに珍しい「几(キ)号水準点」が記されている。
明治初期に全国の水準測量が行われ、その刻印が「几号水準点」
全国に320箇所ほど設置され、140箇所ほど現存しているとか。

マニアの間では、几号水準点巡りの旅もあるらしい。
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楊源寺のあすなろに供えられた剣

街道:奥州街道
場所:芦野宿楊源寺

20060521楊源寺あすなろ.JPG

町指定天然記念物の、楊源寺のあすなろの樹の下に、大量の剣が供えられている。

寺の本尊が不動明王で、祈願成就で土地の人が奉納したものとか。
今も、しきたりとして生き続けている。
ラベル:楊源寺
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2006年05月06日

馬継ぎ石

街道:甲州街道
場所:金沢宿

20060503馬つなぎ石.jpg

昔は、街道の宿場にはあちこちにあったと言う、手綱を通しておく馬継ぎ石。
韮崎にもあったようだが見落とした。
ラベル:馬継ぎ石
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荒尾神社の地蔵

街道:甲州街道
場所:台ヶ原宿荒尾神社

111010.JPG

小さなお地蔵さんの頭に、不思議な黄色いペースト状のものが載せられている。
何の風習か、何が載せられているのか不明。
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2006年04月29日

中田宿の防風木

街道:日光街道
場所:中田宿

20051103防風木.JPG

利根川を挟んである栗橋宿と中田宿は合宿だが、中田宿は昔の面影は無い。

これはそこで見かけた、たった一本で防風林の役目を果たしている木。
綺麗に刈り込んであるが、歩道部分にあるので、町が管理しているのだろうが不思議。
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素盞雄神社の芭蕉の碑

街道:日光街道
場所:千住宿素盞雄神社

20051028芭蕉旅姿.JPG

芭蕉の「行春や鳥啼魚の目は泪」の旅立ちの句は有名だが、その句とセットになって有名なのが、皆どこかで見た記憶のある芭蕉の座姿。

碑は素盞雄神社にあり、1820年に建立されているが、その後痛みがひどく、1992年に復刻されている。
    
ラベル:素盞雄神社
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2006年04月26日

萬休院の舞鶴松

街道:甲州街道
場所:武川村三吹

20060426鶴舞松.JPG

日立のコマーシャルの「この木なんの木」はオアフ島のモンキーポッド 、樹齢約120年、高さ25m 、幅40m 。

舞鶴松は樹齢450年、幹周3.7m、高さ9m、総枝周り74m。
高さではモンキーポッドに負けるが、山のような巨大さは目を驚かせる。
勿論国の天然記念物。
ラベル:萬休院 舞鶴松
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2006年04月20日

踏切の「旧奥州街道」標識

街道:奥州街道
場所:氏家宿手前東北本線踏切

20060108奥州街道踏切.JPG

道路標識では旧街道がよく表示されていることがあるが、鉄道でもまま見られる。

これは氏家手前の踏切で、一寸見えにくいが「旧奥州街道踏切」と手書きで記されている。

設置したのは土地の人か、JRの人か分からないが、街道歩きにとっては有難い。
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大戸神社狛犬

街道:中原街道
場所:武蔵中原駅そば

20051228大戸神ミ狛犬.JPG

狛犬で鞠を持っているのはよく見かけます。
これは砲弾を抱えた珍しい狛犬。

中原街道の武蔵中原駅すぐの大戸神社で発見。日露戦争の記念とか。
ラベル:大戸神社狛犬
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七本杉伐痕

街道:日光街道
場所:今市〜鉢石間

20051117 7本杉.JPG

日光杉並木には色々な名物の杉があります。

これは、7本の杉が根元で一つになっているもの。
残念ながら枯死し上部は伐採され、残っていませんがその巨大さが偲ばれます。
ラベル:七本杉伐痕
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野口薬師堂の石の鐘

街道:日光街道
場所:今市〜鉢石間

20051117石の鐘.JPG

今市の先の旧野口村の薬師堂に、石の鐘が打ち捨てられています。

戦時中に金属回収令に基づき、寺院の仏具・梵鐘なども強制供出され、代わりに“石の鐘”を作った寺もあると言うがこれがその一つなのかは不明。
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2006年04月18日

甲斐の丸石道祖神

街道:甲州街道
場所:カ勝沼宿寺町付近、石和宿先竜王新町

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20060415球体道祖神2.JPG

甲斐には他に無い、丸石道祖神があちこちに見られる。
文献によると由来は石器時代の丸石信仰とも、武田信玄が丸いものを尊んだからとも、諸説あるようだが不明。

最初のものは自然石のまま、次のものは完全な球体に形を整えたもの。
ラベル:丸石道祖神
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柏尾の古戦場の近藤勇像

街道:甲州街道
場所:柏尾

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勝沼宿手前の柏尾古戦場は京から落ち延びてきた新撰組、会津藩兵が追手の幕府軍と戦った名高い古戦場です。

そこに近藤勇の新しい像があるが、なんとも漫画チックなのが笑わせます。
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2006年04月17日

聖観音堂の草鞋の地蔵堂

街道:甲州街道
場所:勝沼宿手前

20060326地蔵堂草蒂1.JPG 20060326地蔵堂草蒂2.JPG

勝沼の手前小高い丘の上に、忘れられたような聖観音堂があって、そこの地蔵堂に山のように沢山の草鞋が供えられている。

土地の人の話では、旅に出る時一足持って行き、帰りに二足供えたとのこと。
今あるものが、まさか江戸時代そのままとも思えませんが、少し前まで風習が残っていたようで心温まる。
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矢立の杉

街道:甲州街道
場所:笹子峠手前

20060326矢立の杉1.jpg

20060326矢立の杉2.JPG

武田兵が士が出陣の際に、この杉に矢を射立てて、戦勝を祈願したと言われています。
樹齢1000年、根回り14.8m、樹高26.5mの巨木。

ここまではありがちですが、幹は約21mで折れて中が洞となり内部から空が覗けます。

それでも旺盛に枝葉を茂らせ、その生命力はものすごい。
ラベル:矢立の杉
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稲村神社合体道祖神

街道:甲州街道
場所:白野宿

20060326白野宿道祖神.JPG

道祖神は色々なものがあり双体道祖神はよく見ますが、これは稲村神社の合体道祖神。
あまりにおおらかすぎて、これほど具象的なものは珍しい。

解説板では山梨県下ではよく見られると書いてあったが、他にはどこに?
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宝珠寺の三度飛脚常夜灯

街道:甲州街道
場所:小仏宿

20060218三度飛脚常夜灯.JPG

小仏宿そばの宝珠寺にはありきたりな常夜灯があるが、足元に「甲府三度飛脚中」と刻まれている。

毎月甲府と江戸を3度往復したので三度飛脚と呼ばれていた。
東海道にも三度飛脚はあり、時代劇でおなじみの三度笠は、この飛脚たちが被っていた笠のこと。

この常夜灯は、飛脚たちが寄進したものだろう。
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大宗寺の銅造地蔵菩薩坐像

街道:甲州街道
場所:内藤新宿

20060208太宗寺地蔵.JPG

普通、地蔵と言うと小さな像を思い出すが、これは3m近い巨大なもの。

江戸六地蔵の一つとして建立されました。
六地蔵とは正徳2年(1712)に地蔵坊正元が10年がかりで江戸中からの浄財によって、旅人と江戸市民の安全を祈願して各街道口に建立。

他の五つは
品川寺 東海道   
東禅寺 奥州街道 
真性寺 中山道  
霊厳寺 水戸街道  
浄名院 (上野)

本来は千葉街道の永代寺が地蔵のあった寺だが、廃棄されたと言うことらしく、代わりに上野の浄名院が名乗りを上げたとか。 
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一石橋の迷子石

街道:甲州街道
場所:一石橋

20060208迷子石.JPG

甲州街道沿い東京駅の横の、一石橋たもとに珍しい迷子石があります。

江戸時代のもので正面に「満よひ子志るべ」、右面に「志らする方」左面に「たづぬる方」と彫られ、左右の窪みに迷子の特長・似顔絵を書いた紙を貼って、迷子の情報の共有に役立てたということです。

昔から東京駅の「銀の鈴」的な仕組みがあったのですね。

似たようなものが東海道の桑名宿にもあります。
浅草観音にもあると言うが未見。
ラベル:迷子石
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「街道博物誌」解題

「街道博物誌」と言うカテゴリーを作りました。
街道を歩いていると、名所旧跡はもとより、それ以外にも一寸気に掛かり、由来を知りたくなるような物があちこちにあります。

ここでは街道名と、見かけた場所も示しながら、そのような興味深いものを、玉石混交で紹介していきます。
ラベル:街道
posted by 遊戯人 at 19:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 街道博物誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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