2009年07月17日

出し桁造りの民家

街道:奥州(松前)街道
場所:津軽半島東海岸各集落

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松前街道のあちこちで、軒先の母屋や垂木を突き出した出し桁造りの民家を沢山見かける事が出来る。
それも二重三重と重ねられ、構造的な意味から離れて過剰な装飾性を持っている。

あまり古いものは無い様だが、漁業で比較的裕福に見受けられる街道沿いの家々の、家道楽の表現なのか、それとも受け継がれた伝統なのか。


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2006年05月23日

那須歴史探訪館

街道:奥州街道
場所:芦野宿

設計者:隈研吾
施工者:川田工業
竣工:2000年

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「石の美術館」と同時期の作品だが、こちらはガラス。
アルミエキスパンドメタルにわらを塗ってつくられた半透明のスクリーンが売りだが、これも閉館後で内部は未見。
江戸時代の旗本・芦野氏の陣屋裏門の複製と既存の蔵を残したのは石の美術館と相似ている。

軒を低く抑えて、周辺の景観に溶け込ませたデザインは好感が持て成功している。
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石の美術館

街道:奥州街道
場所:芦野宿

設計者:隈研吾
施工者:建築/石原工務店、石工事/白井石材
竣工 : 2000年

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宿場の中に地元の石材業者が既存建物をリリニューアルして、芦野石を中心して作った美術館。

栃木ではなぜか隈研吾の作品が多く、材料を自在に操り始めた作品。
石をスライスしたルーバーやスリットを取った組石造が特徴的だが、ヒントは町中のあちこちに。

二枚目の写真は町中の塀。

残念ながら、閉館時間を過ぎていたため内部は未見。
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那須野が原ハーモニーホール

街道:奥州街道
場所:大田原宿付近

設計:早草睦+仲條順一・セル スペースアーキテクト
施工:西松・那須土木・山和建設共同企業体
竣工:2004年

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少し街道からは外れるものの、大田原市。
既に竣工後10年を越えているが、丁重にメンテナンスされていて、新鮮なデザインと物理的な真新しさを失っていない。

地域の人々に誇りを持って使われていることが伺われ、ありがちな箱物行政を抜け出た幸せな例の様に見受けられた。

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2006年05月06日

下諏訪の倉庫

街道:甲州街道
宿場:下諏訪宿

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駅のそばにある倉庫。
右側の事務所的建物でなく、左側の倉庫。
後付らしい庇が建物を心地よく分節化して、まるでスイスにでもある民家のようだ。
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下祖母石の蔵

街道:甲州街道
場所:下祖母石

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韮崎宿と台ヶ原宿の間にあった蔵。
街道に蔵は数多あり、これも名もない蔵だが、表情が凛として美しい。
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2006年05月05日

JAしおのや喜連川支所

街道:奥州街道
場所:喜連川宿

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ビザンチン風というか、周辺の町並みとと全く異なる不思議なデザインで存在感あり。
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上鳥沢「叶屋」

街道:甲州街道
場所:上鳥沢宿

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明治時代の元旅籠の建物らしいが、軒下がデザイン的に趣向が凝らされている。
機能と関係なさそうな貫なども珍しい。
ラベル:叶屋
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野田尻宿住宅

街道:甲州街道
場所:野田尻宿

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野田尻で見かけた住宅。後施工のようだが、けらばと妻壁の取り合いが独特。
ぬりごめの蔵ではよく見かけるが木造では初見。
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瀧沢家住宅「蔵座敷」

街道:奥州街道
場所:氏家宿〜喜連川宿

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街道に面した旧家の蔵だが、洋風望楼を載せているのが珍しい。

明治期の旧奥州街道沿いにはいくつかあったらしいが、現存するのはこの建物のみ。

ラベル:瀧沢家住宅
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2006年05月02日

綾瀬市浄水場給水塔

街道:中原街道
場所:綾瀬

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給水塔も色々なデザインが見られ、これは綾瀬市の新しい給水塔。

土木構造物と建築の中間的な領域だが、これはロシア構成主義にありそうなプリミティブで重厚なデザイン。
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黒い蔵

街道:中原街道
場所:武蔵中原

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地方では黒い蔵は沢山見かけるが、これはJR武蔵中原のそばにある、黒い蔵。

下部は新たに下見板張風にデザインされていて、そう古いものではなさそうだがひときわ存在感がある。
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日本基督教団高輪教会

街道:中原街道
場所:高輪

設計者:岡見健彦
竣工:1932

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どこかライト風の建物だが、それもそのはず、ライトの弟子の岡見健彦
設計。

形も色使いも自由学園明日館と驚くほどそっくり。
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高輪消防署二本榎出張所

街道:中原街道
場所:港区高輪

設計:警視庁総監会計営繕課(越智操)
施工:間組
竣工:1933年

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一見してドイツ表現主義的風貌の建物。町並みと異質なレトロな懐かしさを醸し出している。
内部も曲面や曲線をつかった繊細なデザインがなされており、まだ署として現役で活用されているのもうれしい。
posted by 遊戯人 at 09:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 街道建物館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月29日

東京プリンスホテルパークタワー

街道:中原街道
場所:芝公園

設計:丹下健三
施工:鹿島建設
竣工:2005年

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いわずと知れた丹下健三の遺作であり、堤義明の最後のホテル。

景観との調和などお構いなしに公園から突出する、ビジネスライクなファサードのその姿は、何十年も前の悪しきインターナショナルスタイルの亡霊のようでおぞましい。

一つの時代と権力の墓碑銘としては相応しい。
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聖オルバン教会

街道:中原街道
場所:飯倉

設計者:アントニー・レーモンド
竣工:1956年

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レーモンドの建物が東京タワーのすぐそば、こんな所にも。
50年経っているが、木造のシンプルな形態は古さを感じさせない。

写真は無いが、隣接して香山壽夫が改築設計をしたライムストーンとスタッコ風のロマネスク的な聖アンデレ教会があり、その対比が面白い。

posted by 遊戯人 at 19:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 街道建物館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

JR日光駅

街道:日光街道
場所:鉢石宿

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あまり気に掛けたことの無い、JR日光駅。
1912(大正元)年に建てられ様式的にはネオ・ルネサンス。

まざまざと見ると、気品と威厳その両方を併せ持つ。
設計者も施工者も不明なのは残念。
ラベル:JR日光駅
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竹の目隠し

街道:日光街道
場所:大沢宿〜今市宿間

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格子状の小奇麗な目隠しはよく見るが、これは地面から軒まで竹を丸ごと使った目隠しと言うかルーバーと言うか。

普通の家か、何かの店かも不明。
posted by 遊戯人 at 17:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 街道建物館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

徳次郎宿の第六接合井

街道:日光街道
場所:徳次郎宿

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日光街道に大正時代に26qもの送水管が埋設され、浄水場から配水場まで高低差が240mもあるため、管路の水圧を弱めるため途中6ヶ所に接合井が設けられた。

このゴシック調のアール・デコ様式の第六接合井は、創設当時の姿を残しており、調べると平成17年度(2005)の土木学会選奨土木遺産に選ばれたとのこと。
ラベル:接合井
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ラーメン家康本陣

街道:日光街道
場所:石橋宿〜雀宮宿間

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国道沿いにはあちこちにキッチュな建物があり、思わずうなりますがこれはその最右翼。

もとは「ラーメン家康本陣」と言う店だったらしいが、廃店となっている。
しかし兜は家康の兜の特徴と言う「歯朶の葉前立て」が模されていて、それなりのこだわりが見られるのも面白い。
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斜め間口の絵馬屋

街道:日光街道
場所:千住宿

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千住宿の外れ近くに都内で唯一残っているという絵馬や行灯、凧をかく「絵馬屋」と言う店がある。

間口が斜めに建っているのが珍しいが、理由は街道からの人を引き込むためと。
もっとも、韮崎では全ての建物が斜めに建っている。こちらは槍や鉄砲から身を隠すためとも言われている。
ラベル:絵馬屋
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東武伊勢崎線のキャンチレバー

街道:日光街道
場所:浅草付近

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東武伊勢崎線のターミナル浅草駅手前の高架部分で、豪快なキャンチレバーが見られます。

鉄道のあとに道路が出来たにしても、少し車高のある大型トラックなどが走ると恐ろしそう。
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木曽川の桃介橋

街道:中山道
場所:三留野宿

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木曽川の水力発電開発に力を注いだ大同電力(福沢桃介社長)が架けた木造のつり橋。大正11年に完成。

廃橋寸前となっていたが最近復元。全長247mで木造部分こそ新しいが、主脚は原型のままで、デザインされた力強い美しさを保っている。

ラベル:桃介橋
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「街道建物館」解題

「街道建物館」と言うカテゴリーを作りました。

街道を歩いていると、有名な社寺仏閣や著名建築以外にも、良きにつけ悪しきにつけ一寸気に掛かり、記憶にとどめたいデザインがあちこちにあります。

ここでは街道名と、見かけた場所も示しながら、そのような市井の建物や構造物を、玉石混交で紹介していきます。
ラベル:街道
posted by 遊戯人 at 09:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 街道建物館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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