2006年08月27日

青梅街道は如何?(その5):奥多摩の橋など)

5日目は奥多摩湖から甲州に入り丹波までの道のり。

ここは山間部なので勿論歩道も無く、また奥多摩湖周辺は新設道路のためトンネルが多い。
歩き派にとっては、最もお断りしたくなる道。
特に歩道のないトンネルの中で、大型トラックに煽られるのはかなりの恐怖。

さて、見ものはもっぱら湖ばかりで退屈していると、面白い橋やカラフルな橋が現れて目を楽しませる。

水位変化に対応できる奥多摩名物ドラムカン橋、今はFRP製の浮きになっている。揺れながら歩くのが楽しい。
ここを渡って、気まぐれに対岸の奥多摩周遊道路へ。

20060826ドラムカン橋.JPG


普通、橋の色と言うとグレー系で味気ないものが多いが、奥多摩は道路管理者に絵心があるのか一つ一つ色が変えられていて面白い。

ここには写真は無いが赤い峰谷橋、黄色い麦山橋、グリーンの深山橋。

20060827奥多摩黄色い橋.JPG

20060827深山橋.JPG

深山橋のすぐ隣に競うように三頭橋、これは色は普通だが張弦のデザインが美しい。土木技術者の対抗心が見て取れる。

20060827三頭橋.JPG

少し前の写真を見ると峰谷橋などはありふれた色なので、最近塗り替えられた筈。

紅葉や緑の美しい奥多摩にあやかった色だろうか?きっと企画した人は、誰か分かるよね、とほくそえんでいるに違いない。

奥多摩湖も今度はそこに流れ込む丹波川となり、その谷あいの丹波村で歩き止める。
青梅街道は、この先も甲府まで続くが、ここから先はバスも無く、青梅街道打ち止めとしたい。


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2006年08月20日

青梅街道は如何?(その4:奥多摩むかし道など)

じっとしていても暑い、動いても暑いということで同じ暑いならと、涼を求めて、続きの鳩ノ巣から奥多摩湖まで。

出だしの鳩ノ巣には白丸ダムがあり、緑を映した湖面は美しい。

20060820白丸ダム.JPG


このコースは殆どが、多摩川とつかず離れずだが、奥多摩駅からは旧青梅街道が「奥多摩むかし道」として整備されている。
殆どが林道歩きの気楽なハイキングコースで、団体の方とも多くすれ違った。

巨岩の惣岳渓谷は、この辺だと多摩川もか細くなるが、秋が美しそう。

2060820惣岳渓谷.JPG


コースには昔、小河内ダムを作った時の水根貨物線の廃線が残っている。
そもそもこの線は、ダム建設後は観光用にという予定だったのが、車にはかなわず放置されている。
厳密には廃線でなく休止線ということなのだが、再開はありえず、将来どうなるか人ごとながら気掛かりだ。

さて、「むかし道」の一部が崩落したため、その迂回ルートとして廃線のトンネルが440Mに亘って開放されている。
思わぬところで涼に出会ったが、TVで放映もされたとかで、鉄道の廃線マニアには有名なトンネルなよう。

20060820奥多摩廃線トンネル.JPG


終点の奥多摩湖は、今はまだ満々と水をたたえているが、清涼感は無く、もやった天気を反映していた。

20060820奥多摩湖.JPG
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2006年07月22日

青梅街道は如何?(その3:箱根ヶ崎〜鳩ノ巣)

箱根ヶ崎から歩き継ぎ、青梅に入るとレトロな映画看板が現れ不思議な気配。

20060722青梅映画看板.JPG

20060722青梅履物や.JPG


しばらく行くと赤塚不二夫シネマチックロードなる案内板が出ていて、映画看板と赤塚不二夫会館などでレトロな町おこしの活動と判明。
赤塚不二夫は、昔映画看板を書いていたことがあったとか。

町並みにも昔の宿場の建物も若干残っており、昭和初期の雰囲気の商店と併せてタイムスリップしたような不思議な雰囲気、青梅街道で初めてユニークな宿場にめぐり合う。

青梅から先は、多摩川上流の渓谷が近づき、軍畑からは御岳渓谷に降り遊歩道を行く。
途中有名な造り酒屋の小澤酒造で利酒をしすぎて、少し足元がおぼつかない。

これはいけないと目を川面に戻すと、この辺はカヌーのメッカ。
増水した多摩川にもめげずにカヌイストが練習に余念がない。

20060722御岳渓谷カヌー.JPG


川遊びに負けじと、岩遊びの人も。
こちらは手ごろな岩でボルダリングの人たち。
見学すると、女性の方が身のこなしが的確でホールドも確実だった。

20060722御岳渓谷ボルダリンブ.JPG


中高年のアウトドアと言うと山歩きと相場が決まっているが、カヌーもボルダリングも少し食指を伸ばしてみたいと思いつつ、鳩ノ巣まで。

この日の歩きは丁度30km。
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2006年07月08日

青梅街道は如何?(その2:田無〜箱根ヶ崎)

田無から歩き継ぐ。

田が無いほど荒れた土地だったというのが田無の謂れ。
今のJRの中央線がここを通って立川に抜ける予定だったが、当時は養蚕が盛んで汽車の煙が桑に有害なので農民が反対して幻の話に。

現状変革に反対するのは、何時の世でも人の性。
今はしかし西武鉄道の天下となっているので、それも愛嬌か。

名物の少ない街道から少し足を伸ばし多摩湖へ、この辺は狭山丘陵の一角で緑も増えてくる。
上と下の二つの貯水池があり、一方は草生い茂り、貯水池は水溜りに毛が生えたようで今年の東京の水事情は大丈夫かと驚いたが、堤体強化工事中で水を抜いているのが理由とか。

20060708多摩湖.JPG

20060708多摩湖2.JPG


街道に戻ると、花小金井に「青梅街道」と言うバス停を発見。さらには西武多摩湖線に「青梅街道駅」と言うものが。
後者は鉄道と街道の交点だから分かるものの、バス停の名前は、これでいいのかな?この辺全部青梅街道なのだが。

調べると、多摩モノレールには「甲州街道駅」、名古屋の地下鉄には「東海道駅」が存在。早い者勝ち。

20060708青梅街道バス停.JPG


これも少し街道から外れ、瑞穂町で里山民家なるものを見学。
谷戸に古民家を新築復元したもので、こういうものも流行りで、川崎の日本民家園の向こうを張っているようだが、巨大すぎてプロポーションも疑問。
わざわざの新築でなく、移築復元でも十分だ。
新手の箱もの行政と言える。

2006008里山民家.JPG


瑞穂町はもう夏祭りだが、あいにくの雨になり、濡れた山車を見ながら箱根ヶ崎で帰路につく。
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2006年06月30日

青梅街道は如何?(その1:新宿〜田無)

フランスに行きたしと思えども、フランスはあまりに遠し。
中山道も同じこと、馬籠はちょっと遠いしまだ天候不順。
ということで近場の青梅街道を気晴らしに歩く。

青梅街道は青梅の成木に産する江戸城の白壁用の石灰を運ぶため造られて、御白土街道とも呼ばれた。
新宿から青梅まで23里だが甲州裏街道でもあり、青梅の先も有名な大菩薩峠を抜けて甲府まで続く。

都心ではあまり見るべきものも街道沿いにはないが、新宿ですぐ淀橋の橋の親柱を発見。
今は無き淀橋浄水場などの名前で有名だが、神田川にかかるこの小さな橋が地名の謂れ。
もともと不吉な「姿見ずの橋」と言われていたものを、徳川家光が淀川の景色に因んで改めさせたとか。

20060625淀橋.JPG


何時に間にか、中野坂上は超高層が林立してミニ新宿副都心の様相。
デザインは相変わらず、旧態依然のモダン。

20060625中野坂上.JPG


旧道は殆ど無く、淡々と現在の青梅街道そのものを歩き続け田無へ。
田無神社で都内では珍しい「茅輪くぐり」が。
6月と12月に、いつの間にか身についた罪や穢れをはらう大祓いの儀式の一つ。

20060625田無神ミ茅輪.JPG

己が身に積もったチリや埃を祓うため、いわれに倣って8の字型に何度もくぐって、帰ってきた。

早くも半年終わる。
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